大壁面
たかが壁、されど壁
お次は、エントランスを入って左側にある壁にとりかかります。
この壁、なんと2300mm×4400mmの大壁面!
壁も床と並んでDIYの定番といえますよね。そして空間の印象を大きく左右する大事な箇所です。それだけにこの巨大なスペースをどうするか悩みます。
活かすも殺すも自分次第ですからね。
いずれ誰かの個展としてギャラリーにもしたいし、そうするとシンプルな壁が良いだろう。真っ白な壁にしたらディスプレイも映えるな。逆に、ここだけインパクトをつけて魅せる壁にするのもアリ。
それはイメージが広がります。
しかしここは築年の経った建物。デザイン先行ではなく構造や土台も加味しなければなりません。
- そのまま塗装→元のクロスに剥がれがあり後々難ありの可能性。
- 珪藻土で仕上げる→経費が掛かるのと綺麗に仕上げる技術的な不安あり。
- クロスの張替え→趣味じゃない。
- 石膏ボードを張りペンキで塗装。
ということで、4に決定。
プロがすればなんてことない作業ですが、素人にはそれは大作業だったのです。
まず下地
単純に石膏ボードを張ってペンキで塗装というけれど工程がありまして。ペタっと張ってハケでサッサッてわけにはいきません。
石膏ボードを450mm間隔で周囲と中間部を下地や間柱などに固定します。
ジョイント部はグラスファイバーテープで補強後、パテ材でならします。
そして、紙やすりで凹凸削りを繰り返し行い下地が完了。
ここからペンキを二度塗りして完成。
DIYは、世界に一つのオリジナル。
中には業者さんに頼んだ方が仕入れが安かったり、結果良いこともあります。
しかし、手作りのぬくもりや愛着はDIYならでは。
今回のペンキ塗りはバル時代の常連さん達が協力してくれ一挙に仕上げることが出来ました。ありがとうございました。
お店作りはまだまだ続きます。
changing moods CAFE/DINER and BAR
http://www.changingmoodscafe.com/